2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『宮川淳著作集』内容見本

「宮川淳著作集 刊行によせて――編集委員より」収録。 その出発点においてテロリストのような潔癖さでのっけから絵画における様式概念を暗殺してしまった宮川淳は、にも拘らず、暗殺の凶器を言語をもってしたために、以後、美術批評、美術史研究、文学論、イ…

『新版・イメージの博物誌 錬金術 精神変容の秘術』(平凡社)

『イメージの博物誌 6 錬金術 精神変容の秘術』(平凡社、1978年)の新装版が刊行された。A4カバーなしからA5カバー付きになった。収録図版に変更はないようだが、印刷ははるかに鮮明になっている。ざっと見たところでは改訳はされていないが、訳者表記が種…

アントニオ・ロペス展

現在、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで「現代スペイン・リアリズムの巨匠 アントニオ・ロペス展」が開催されている。種村は1977年に取材でドイツのヴォルプスヴェーデを訪れた際、ハンブルクのブロックシュテット画廊でアントニオ・ロペスの作品を見た。…

種村季弘翻訳書誌・追加訂正

『怪奇・幻想・綺想文学集 種村季弘翻訳集成』(国書刊行会)に掲載されている「種村季弘翻訳書誌」に、追加すべき項目と誤りが見つかりました。お侘びして訂正いたします。今後さらに訂正箇所が見つかった場合はこのエントリに追記し、新しいエントリで告知…