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グスタフ・ルネ・ホッケ『マグナ・グラエキア ギリシア的南部イタリア遍歴』(平凡社ライブラリー)



1996年に平凡社より刊行された書籍の再刊。

解説は田中純の「レヴィヤタンとグラエクリたち——『マグナ・グラエキア』の「消え失せた顔』」。本書の原形となった作品『消え失せた顔』(1939)との比較を通じて本書成立の背景をさぐっていて参考になる。

本書の復刊をもって、種村訳のホッケ単行本はそのすべてが新刊で入手できるようになった。あとは雑誌に一部訳載された『ネオ・マニエリスム』であるが、こちらは『絶望と確信』(研究社)の高山宏解説によると、原研二による翻訳が進行中とのこと。種村訳出部分がなんらかの形で反映されていることを期待したい。