著作

『詐欺師の勉強あるいは遊戯精神の綺想 種村季弘単行本未収録論集』(幻戯書房)

四六上製704頁 本体8500円 ISBN978-4-86488 -052-7 C0095編集協力:齋藤靖朗装幀:緒方修一挿画:山本もえ美「植物教会の授業」二〇一四[帯表]あたかも美しい無権力状態(アナーキー)の螺旋文学、美術、吸血鬼、怪物、悪魔、錬金術、エロティシズム、マニ…

グスタフ・ルネ・ホッケ『マグナ・グラエキア ギリシア的南部イタリア遍歴』(平凡社ライブラリー)

マグナ・グラエキア: ギリシア的南部イタリア遍歴 (平凡社ライブラリー) 作者: グスタフ・ルネホッケ,Gustav Ren´e Hocke,種村季弘 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2013/07/12 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 1996年に平凡社より刊行…

池澤夏樹『最も長い河に関する省察』帯文

ネットで発見。http://shoshiyamada.jp/cgi-bin/bookinfo.cgi?id=198201045&ids=4817&sort_op=2&sold_op=3&search_auth=%BC%EF%C2%BC%B5%A8%B9%B0&series=0&t_str=%BC%EF%C2%BC%B5%A8%B9%B0%BD%F1%C0%D2%A5%EA%A5%B9%A5%C8 最も長い河に関する省察―詩集 (198…

『宮川淳著作集』内容見本

「宮川淳著作集 刊行によせて――編集委員より」収録。 その出発点においてテロリストのような潔癖さでのっけから絵画における様式概念を暗殺してしまった宮川淳は、にも拘らず、暗殺の凶器を言語をもってしたために、以後、美術批評、美術史研究、文学論、イ…

『東海道寄り道紀行』(河出書房新社)

東海道寄り道紀行 作者: 種村季弘 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2012/07/21 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 9回 この商品を含むブログ (5件) を見る 「ラパン」(ゼンリン)に連載されたものを中心にまとめられた単行本未収録の紀行エッセ…

「知」の落ちこぼれーー山口昌男山脈

無用亭(山口昌男)編『山口昌男山脈 古稀記念文集』(私家版 限定500部)に収録。存在は知っていたが、古書検索してもまったく出てこなかった。ようやくオークションで入手。内田魯庵と山口昌男を重ね合わせた人物スケッチ。 とすれば、この本の中で、そし…

(近刊)『東海道寄り道紀行』(河出書房新社)

「ラパン」の連載を中心にしたものとのこと。 ドイツ文学者、評論家にして温泉マニアの貴重な単行本未収録紀行文集。東海道周辺から、奥飛騨、山陽方面まで。お湯、鉄道、民俗の旅。http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309021218/

吸血鬼幻想(対談)

萩尾望都『コトバのあなた マンガのわたし 萩尾望都 対談集 1980年代編』(河出書房新社)に対談「吸血鬼幻想」が収録された(未入手)。初出は「ユリイカ」1980年1月号。『異界幻想 種村季弘対談集』(青土社)にも収録されている。 コトバのあなた マンガ…

解けるなぞなぞ 解けないなぞなぞ

大修館書店月刊『言語』編集部編『『言語』セレクション 第3巻』(大修館書店)に「解けるなぞなぞ 解けないなぞなぞ」が収録されたようだ(現物未確認)。初出は「言語」1984年10月号。 『言語』セレクション〈第3巻〉 作者: 大修館書店月刊『言語』編集部 …

吉増剛造宛書簡 1970.4.14.

初出:吉増剛造『黄金詩篇 思潮ライブラリー・名著名詩選』(思潮社、2008年7月15日)1970年3月に刊行された同書初版本の献本に対する礼状。この時点で面識はなかったようだ。「私にとってこの詩集は、硬質の言葉の宇宙の朝まだきに、天地創造の輝く意志の光…

奇術師・鈴木清順

初出:「奇想天外ナ遊ビ 鈴木清順 80th Anniversary」(スローラーナー、2003年7月26日発行)ユーロスペースでの特集上映に合わせて制作されたパンフレット。奇術師がカードをまき散らすように「バラバラのままに放り出」された断片として清順映画をとらえた…